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おばさんの井戸端ジェンダー     ジェンダーフリーは涼しいし、楽しいよ!

わたしはお肌の曲がり角を過ぎてから数十年ずっと日傘の愛好者である。
帽子も好きだが、帽子だと紫外線の防御範囲が少ないし、頭もむれる。しかも、帽子は、脱いでさあ仕事というとき、髪がぐしゃぐしゃになっていて恥ずかしい。というわけで、わたしは1年中日傘携帯者である。もちろん、晴雨兼用ですよ。

それで、納得いかないのが、男性の日傘利用者にほとんど会わないこと。「日傘をさしたいけれど、どうも人目が・・・」と。それはわからないではない。10年くらい前かなあ、わたしが街中で日傘をさしていたとき、知らないおじさんに「目に刺さるからやめろ!」とこわい口調で叱られたことがある。もちろん、気をつけて傘を差していたつもりだった。

イラストby白六郎 そして、ずっとはるか30年くらい前、これは北欧へ行った時の話。

緑豊かな川縁を日傘をさし、いい気持ちで北欧情緒に浸っていたら、外国人のおじさんがわたしを指差しけたたましく笑っている。はじめは自分のことではないと思って回りを見渡したけれど、どうも対象はわたししかいない。そのうち、おじさんは地面に転げてまで笑い続けている。
そこまで笑わなくてもと思いながら、ようやくわたしは理解した。この地では日傘なるものが存在しなくて奇異なものであるのだと。
(今はそうでもないと思うけれど)そういえば、空港から出て公園へ入ったとき、若い美女が惜しげもなく上半身裸で日光浴していたのを見てビックリ仰天した。(さりげなくしっかり見たけどね)それで、つくづく(この地は、日差しが貴重なんだ)と思ったものだ。

若いときはパワーで日焼けを何とか回復できても、ある程度の年になると、強い日差しは身にこたえる。熱中症や皮膚ガンになる。白内障にだって圧倒的になりやすい。
かんかん照りの中、わが夫が出かけるとき、「日傘を差して行ったら?」と奨めているが、「サンバイザーでいい」と、何十回も断られている。彼はファッションには無頓着なタイプなのになあ。

ところが、東京新聞(8月7日)に1本1万円(高い!)の男性用日傘が売れ始めているとあった。いいと思う。そのうち、安いのも出てくるかもしれないし。男性女性と区別しなくてもいいのだが、使いやすくてしっかりした商品なら、男性用日傘をわたしも買って使いたい。

話は変わってクールビズ
6月の某役所との会議でびっくり。相手の課長以下、全員ノーネクタイだった。ネクタイは日傘の対極だと思うから書くのですけどね。ノーネクタイだと、何か全然雰囲気が違う。人の中身は同じなのに・・。ネクタイ姿だと全員一様同じ顔に見えていたのに、開襟シャツだと、それぞれが違ったシャツで、下のアンダーシャツがのぞいていたりカジュアルっぽかったりして個性が感じられた。なにか、親しみさえ感じてしまったわたしです。

今年急に総揃えのクールビズに対し、友人の男性諸氏はいつものよれよれと言ってもいいくらいのラフで楽ちんなシャツとズボン姿。(人のこと言えた義理ではないけれど)今まで、わたしは彼らのネクタイ姿というものを見たことがないくらいだ。そして、彼らは個性と意思と行動力の塊である。その活動スタイルを十二分に楽しんでいる。

まあ、つまり、今までの女性のイメージとか男性の形とかにとらわれない方が、体にいいし楽しいと、おばさんは強く思うのです。
  (つ)

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