ホーム  >  ジェンダーを語ろう  > おばさんの井戸端ジェンダー   世界のジェンダー統計

おばさんの井戸端ジェンダー         女の老後は 『 貯金より貯筋 』

イラストby白六郎 「運動しているヒマなどないわ」とおっしゃる忙しい女性のあなた。筋肉に自信がありますか?
わたしは筋肉が少なく軟骨が磨り減っているため、腰痛と膝痛に苦戦フン戦しています。わが人生を振り返ってみると、恥ずかしながら「筋肉を鍛える」という意識はゼロでした。腰痛になるまで、無茶のし続け、酒は飲み放題、その上不眠症の血統がプラスして、わが肉体は相当のダメージを受けています。

子ども時代は宿題もせず外遊びに熱中し、熟れた甘い柿を食うために木登りだけはサル並みでしたが、学校の体育は苦手で5段階評価ではいつも「2」でした。つまり、運痴で競争力がまるでない子どもでした。中学・高校時代は体育の行事が多く、日曜日まで試合の応援に行かされ、かんかん照りの中「もっと大きな声で応援しろ!」とどなられたりして、体育には拒絶反応を持ってしまいました。

大人になってからも体育会系の同僚の言動には納得できないことが多かったし、筋肉作りにいそしんでいる同僚を、(ヒマですこと)と冷ややかな目つきで見たものです。
ところが、今は逆。こつこつ筋肉を貯えてきた人はえらい! 好きでやってきた人など、「幸せだなあ」と思ってしまう。
特に、女性は赤ちゃんを産む体としてできているので、腰が歪みやすいそうです。
それに、女性ホルモンが作れない年代になると、骨量や軟骨がどんどん減ってくるそうです。

反対に総コレステロールは増えやすくなります。コレステロールで女性ホルモンを作っているからだそうです。
だから、30代40代のうちに自覚的に筋肉や軟骨を貯えておいた方が、健やかな50代60代を楽しめるというもの。仮に、今80代だとしても自分にとっては「今が一番若い」のだから、貯筋・貯骨の努力は断然したほうがいいと思います。ジムとかプールに通わなくても、自宅でできる簡単で効果的な筋トレが新聞や雑誌に載っていますね。1日5分やるだけでも、1年2年…と続けると、やらなかった場合との差は大きいですぞ。

わたしの母は90歳で、腰が曲がっています。お盆に帰ったとき、「足がよろよろして何にもできなくなったわ」と嘆くので、わたしのにわか仕込みの筋トレを教えました。母は、「こりゃあ良さそうだ」と言って真剣にやり続けています。
今の子どもたちは外遊びをあまりしないので、近未来膨大な『腰痛予備軍』をかかえているとも言われています。大変だあ。

住むところがあり、健康でそこそこ食べる分のお金があれば、人生なんとかなると思います。なにはともあれ、まだの方はきょうからでも少しずつ筋肉を貯えてみてはいかがでしょう?
 (つ)

⇒次の話へ